温泉宿へ持っていくものに、パジャマや部屋着を含めるかどうか、迷う人は少なくないでしょう。
「かさばるし持っていかない」という選択をする人は多いと思われますが、中には「必ず持っていく」という方もいます。
それにはどのような理由があるのでしょうか?
この記事では、温泉宿でのパジャマと部屋着の必要性、さらには男女別に必要なアイテムについて説明します。
また、温泉宿に持っていくと便利だったアイテムリストも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
温泉宿にパジャマや部屋着を持っていく人はなぜ必要?

温泉宿で夜にパジャマを持っていく必要があるかどうかは、宿によって異なりますが、日本の温泉宿の多くでは「浴衣」が用意されており、パジャマや部屋着を持参する必要は基本的にありません。
浴衣を着ることで、温泉後の夕食や就寝までを同じ衣類で過ごすことができます。
しかし、パジャマを持っていきたい人は、次のような意図があるようです。
- よりリラックスしたい
- 浴衣に慣れない、動きにくいと感じてしまう
- 浴衣よりパジャマで写真を撮りたい
- お気に入りのペアルックで過ごしたい
- 浴衣のサイズが合わなかったり、素材が肌に合わないことが多い
- 寒さに弱い(浴衣は寝ているときに脱げてしまう)
といった理由です。
もう少し詳しく見ていきましょう。
快適な睡眠ウェアとして

多くの人がホテルや旅館の提供する寝間着の着心地に不満を感じています。
不慣れな浴衣やパジャマでは快適に眠れず、翌日の体調を崩す恐れも。
そんな時、旅行用の部屋着を睡眠用に使えば安心です。
特に、普段からカバー力のある長袖パジャマを好む人には、旅行用の睡眠ウェアとしても機能する部屋着がおすすめです。
施設内での快適な過ごし方

宿泊施設によっては、施設内を自由に歩ける装いの規定が異なります。
特に、フロントへの用事や朝食時などに外出着を着るのは窮屈に感じるかもしれません。
そういった場合、部屋着なら快適に施設内を移動できます。
短距離の外出や施設内の移動に適したカジュアルウェアとして準備しておくと便利です。
重ね着の選択肢として
旅行中は予期せぬ天候の変化に遭遇することもありますし、訪れる地域によっては日中と夜間の気温差が激しいこともあります。
そんな時、外出時の重ね着の選択肢として部屋着が活躍します。
重ね着としても使えるよう、シンプルで合わせやすい色の部屋着を選びましょう。
他にも、体調や経験に基づいた、その人だけの理由があるのかも知れません。
ちなみに温泉宿の話ではありませんが、私の友人は海外のホテルで「何か着るものが置いてあるだろう」と気楽に宿泊した結果、何1つ用意されておらず、素っ裸で寝たと言っていました。
このような理由があるとわかれば、多少荷物が増えても、パジャマを持っていく人がいるのも理解できますね。
温泉宿にパジャマや部屋着を持っていかない理由は?

- 荷物を減らすため、宿泊先で用意されている寝間着や浴衣を利用することが多い
- 旅の楽しみの一つとして、浴衣を着ることを楽しみにしているから
- 実際には浴衣は薄く感じることがあり、より快適な自分のパジャマを持って行きたい気持ちもありますが、荷物を増やしたくないため躊躇します
- 通常は浴衣を使用しますが、気候に応じて必要なインナー等を携帯することもあります
- お土産を購入するスペースを確保するために、極力荷物は減らすようにしています
- 旅行を通じて非日常を味わうために浴衣を着ます
- 化粧品などにスペースを取られてしまうため、寝衣を持って行くことが少ない
- 国内の温泉地では、現地で選べる浴衣が魅力的なため、特に持参しないことが多いです
- 子供がいるなど、荷物を最小限に抑える必要があるため、宿泊先で提供されるものを利用することが増えています
といった理由です。
「荷物を減らすため」と「旅先の雰囲気を味わうため」といった内容が多いようです。
温泉宿で「持って行けばよかった」と思うものリスト

パジャマや部屋着だけでなく、温泉宿では、事前に必要なものを準備して、「持って行けばよかった」と後悔しないようにすることが重要です。
そのため、私の苦い失敗に基づいたリストを作成しました。
①持ち運びやすい小さなバッグ
メインの荷物とは別に、小さなバッグを用意しておくと、外出時に必要なものを簡単に持ち運べます。
これで、手荷物を最小限にすることができます。
②娯楽用具(カードゲームやボードゲーム)

温泉宿の夜は過ごし方が限られがちなので、自分たちで楽しむための娯楽用具を持参すると良いでしょう。
例えば、カードゲームやボードゲームは、家族や友達との時間をより楽しく過ごすのに役立ちます。
トランプやUNO、将棋、ジェンガやオセロなどいいですね。
デジタルデバイスから離れ、アナログな娯楽を楽しむ貴重な機会にしてください。
③充電器の持参
たった一泊の出張や旅行で、スマホやデジタルカメラのバッテリーが足りると思って充電器を家に置いていく人は多いです。
しかし、ナビやスマホを使う待ち時間で予想以上にバッテリーを使ってしまい、バッテリー不足になることがあります。
そうならないためにも、出発する前に充電器を忘れずに持っていくことが大切です。
③男性向け一泊温泉旅行の持ち物リスト

- 現金とクレジットカード
- 予備の衣服と下着
- 電動か手動の髭剃り
- 使用済み下着を入れる袋
- 使用済み手ぬぐいを入れる袋
地方の観光地では電子マネーが普及していないことが多いので、現金を十分に持つことが必要です。
また、予期せぬ出費に対応するためクレジットカードも持参すると安心です。
温泉宿の浴室には髭剃りが置いてあることもありますが、品質に満足できないこともあるので、自分の髭剃りを持っていくことをおすすめします。
④女性向け一泊温泉旅行の持ち物リスト

- 現金とクレジットカード
- 予備の衣服と下着
- スキンケア製品(化粧水や乳液など)
- メイク落とし
- ヘアゴム
- ヘアブラシ
- 化粧品
- パーソナルドライヤー
- 使用済み下着を入れる袋
- 使用済み手ぬぐいを入れる袋
特に老舗の温泉宿では、提供されているドライヤーの性能が不十分な場合があるので、普段使っているドライヤーを持参することを推奨します。
さらに、温泉入浴時には髪が湯に浸からないようヘアゴムが必要です。
忘れ物はありませんか?2泊3日の旅行の準備はこちらの記事を参考にどうぞ↓↓

温泉宿でのタオル類の必要性

温泉上がりに使うバスタオルや手ぬぐいは、多くの宿泊施設で提供されていますので、基本的に自分で持って行く必要はありません。
【宿で提供される一般的なアイテム】
- バスタオル
- 手ぬぐい
ただし、頻繁に温泉を利用するとタオルが乾きにくい場合があるので、追加でバスタオルを持参すると良いかもしれません。
意外と知らない温泉でのタオルマナーについての記事はこちら↓↓

宿のシャンプーと歯磨きセットの品質

多くの温泉宿やホテルでシャンプー、リンス、ボディソープが提供されていますが、施設によっては品質が思わしくないことがあります。
髪質が敏感な方や特定の製品を好む方は、自宅から持って来ることをお勧めします。
歯ブラシや歯磨き粉も同様で、品質が気になる場合は自分で準備して持参すると安心です。私も品質が低い歯ブラシや成分に不安がある歯磨き粉を使いたくないと感じたことがあります。
温泉旅行にパジャマは必要?まとめ
温泉旅行でパジャマが必要かどうか、また持って行くべきだったと感じるアイテムについてさまざまな角度から説明しました。
パジャマは不要な方もいますが、次のような理由で「必要だ」と感じている人もいます。
- よりリラックスしたい
- 浴衣に慣れない、動きにくいと感じてしまう
- 浴衣よりパジャマで写真を撮りたい
- お気に入りのペアルックで過ごしたい
- 浴衣のサイズが合わなかったり、素材が肌に合わないことが多い
- 寒さに弱い(浴衣は寝ているときにはだけてしまう)
実は私もその一人で、リラックスするために普段の部屋着やジャージを持って行くことがあります。思った以上に快適ですので、1度お試しになってはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。