お出かけ PR

【蛍の鑑賞ガイド2024】最適な時期と時間帯、地域ごとのホタルまつり情報まとめ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

蛍を見たい!と思う人は多いですよね。

特に、東京のような都市では蛍を見かけることが珍しくなっていますが、地方では地元の人たちが蛍の棲息環境を守るための活動をしています。

また、都市部では環境を改善したり、蛍を育てて放つことで、蛍を楽しむイベントや祭りが開かれることもあります。

「蛍はいつから見られるの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、地域や気候によって蛍が現れる時期は異なります。

一般的に、暖かい地域ほど早くから蛍を観賞できます。

沖縄では3月から、西日本や東日本では5月の終わりごろから、北陸や信越、東北では6月、北海道では7月になります。

また、蛍の種類によっても最適な観賞時期も変わります。

この記事では、蛍を観賞するのに最適な時期や季節、蛍が最も活動的な一日の時間帯、蛍の生態や地域ごとの観賞のベストシーズンと祭りの情報をまとめています。

ぜひ、蛍を観賞する計画に役立ててください。

蛍の観賞に最適な時期と時間帯

蛍を観るのに最適な時期は、だいたい5月下旬から6月中旬、梅雨が始まる前から梅雨の最中にかけてです。

この時期が蛍に適しているのは、20℃を超える湿度の高い環境が蛍が好む条件だからです。梅雨が始まると蛍は飛べなくなり、成虫の活動も終わり、観賞のベストシーズンも終わります。

梅雨が明け、気温が上がると蛍には適さなくなるため、梅雨入り前の湿度の高い期間、特に夜の19:00~21:00が蛍を観賞するのにおすすめです。

蛍が光る時間帯

蛍が最も活動的な時間帯は19:00~21:00です。

これは、蛍が好む20℃以上の湿度の高い環境が、主に日没後のこの時間に訪れるからです。この時間帯は蛍が最も美しく光り、活動的になります。

蛍の幼虫やサナギも光を放つことがあり、これらを見つけるのも楽しみの一つです。

日本の蛍の多様性とは?存在する蛍の種数とその特徴

蛍には、ゲンジボタルやヘイケボタルなどの有名な種がいますが、それ以外にも様々な種類が存在することに興味を持つ人は多いでしょう。

また、ゲンジボタルやヘイケボタルがどのような特徴を持っているのかについても気になりますね。

これらの特徴や名前の由来を観賞前に知ることで、鑑賞の楽しみがさらに増えます。

蛍について詳しく知ることで、家族や恋人との観賞時に会話の幅も広がります。

日本にはどれくらいの蛍の種類がいるの?

世界には約2,200種類の蛍が存在しますが、日本ではどのくらいの種類が棲息しているのでしょうか?

実は、日本には約40~50種類の蛍がいるとされています。

世界と比較すると少ないかもしれませんが、小さな島国にしては豊かな種類がいます。
中でも、ゲンジボタルとヘイケボタルは特に知名度が高い種です。

ここでは、これらの蛍に焦点を当てて紹介していきます。

ゲンジボタルについて

ゲンジボタルは日本に特有の種で、清流に生息する珍しいタイプの蛍です。

成虫は約15mmの体長を持ち、光る周期は地域によって異なりますが、東日本では約4秒ごと、西日本では約2秒ごとに光ると言われています。

西日本では光る間隔が短い傾向にあります。
光る色は鮮やかな緑色で、清らかな川辺で生活することを好みます。

ヘイケボタルについて

ヘイケボタルは、静かな水辺や水田などでよく見られる蛍です。

食料さえあれば、少し汚れた水域でも生息できます。
成虫は約8mmの体長で、光り方には独特の波打つパターンがあります。

色は緑色で、ゲンジボタルに比べて光は控えめです。

ヘイケボタルとゲンジボタルの区別法の一つは、ヘイケボタルの前胸部にある黒く1のように分かれた模様です。

ヘイケボタルは、農薬の使用や住宅開発による棲息地の減少など、ゲンジボタルよりも数が少なくなっていると言われています。

蛍の基本情報は?食事や雨天時の活動について

ゲンジボタルやヘイケボタルの話をしましたが、蛍の基本的な生態情報、特に成虫の活動期間、食事、雨の日の活動についても知っておくと、ホタル観賞がさらに深く楽しめます。

特に梅雨の時期にホタル観賞が行われることが多いため、雨が降った場合の観賞の可否やホタルの成長状況などが、観賞のベストタイミングにどう影響するかは重要な情報です。

蛍の魅力的な生態に関する情報を集め、以下で紹介します。

蛍の生活環境

蛍は湿度が高くて20℃以上の温かい環境を好む生物で、汚れた水や乾燥した場所は避けます。

蛍は水生蛍と陸生蛍の二つに大きく分けられ、特に水生蛍は世界中で約10種類しか確認されていない貴重な存在です。

通常、メスがオスより体が大きいことが多く、中にはメスが飛べない、または成虫になっても幼虫の姿を保つ種もいます。

実は光る能力がある蛍は稀で、その目的は主に配偶相手を探すことやコミュニケーション、天敵から身を守るための信号に使われます。

蛍が光るメカニズム

蛍が光るのは、尾部にある特殊な発光器官で「ルシフェリン」という物質と「ルシフェラーゼ」という酵素が酸素と反応して光を放つからです。

この化学反応によって生じる光は、蛍が活動的な時にだけ観察できます。
そのため、観賞には蛍が最も活発に活動している時期や時間帯が最適です。

蛍の成虫の期間と食事

蛍の成虫の期間は、約1~2週間ととても短いです。

成虫は水を飲むこと以外に食事をしないため、この短い期間が決まっています。
詳細な食生活については後ほど触れます。

蛍は、成虫としての期間が短くても、幼虫として過ごす期間は長いです。

例えば、6月に産まれた卵から孵った幼虫は約10ヶ月間を水中で過ごし、翌年の4月から6月にかけてサナギに変態し、5月下旬には成虫になります。

成虫の期間は短いものの、生態周期全体としてはかなり長いと言えます。

蛍の幼虫期の栄養源

蛍の幼虫は成長過程で主に巻貝を食べます。

ゲンジボタルやヘイケボタルの幼虫は水中に棲息するカワニナなどの巻貝を、ヒメボタルの幼虫は湿った土や落ち葉の下で生活し、カタツムリなどの陸生貝類を摂取します。

また、これらの蛍の幼虫はガの幼虫や土中の微生物も食べることがあり、種によっては雑食性を示すこともあります。

興味深い蛍の種類について詳しく知りたい方には、調査をお勧めしますが、幼虫や蛹(さなぎ)の画像が苦手な方は検索に注意が必要です。

成虫の蛍が摂取するもの

成虫になると蛍の食生活は大きく変わり、ほとんど水しか摂取しません。

これは、幼虫期に持っていた食事をするための口が成虫になる過程で退化してしまうからです。
成虫の活動期間は約1週間から2週間と短く、この短い期間は幼虫時代に蓄えた栄養と、成虫期に摂取する水分に頼っています。

世界中には成虫でも食事を取る蛍もいて、これらはより長く活動する可能性があります。

昼間の蛍の行動

夜に美しい光を放つゲンジボタルやヘイケボタルは日中、ほとんど動かず植物の葉裏で休んでいます。

これは夜間活動のエネルギーを保存するためと考えられます。
光らない蛍は昼間に活動し、匂いで相手を探します。
これは光に頼らずに相手を見つけられるため、昼間の視界が悪くなることの影響を受けにくいです。

昼間活動する蛍は、幼虫期に光る種が多いことが特徴です。

雨天時の蛍の観察可能性

軽い雨なら蛍を観察できることがありますが、一般的に雨天では蛍の観察は難しいです。

雨が蛍の光を遮ったり、雨粒で地面に落ちることがあるため、結婚相手を見つける光信号を送ることが難しくなります。

また、雨によって好ましい湿度が下がり、蛍の活動が抑えられることも原因の一つです。

蛍観察時は、雨天を避け、風が少なく暖かい夜を選ぶことが望ましいです。

蛍の必要な棲息条件

家で蛍の光を楽しむことに興味を持つ人は多いでしょう。
しかし、蛍の自然界での敵や人間活動が蛍に与える影響を理解することも大切です。

減少している蛍を野生から採取するのは絶対にやめましょう。

蛍の数が減っている現状を考えると、自然の蛍を私たちにできる保護の方法を見つけることが重要です。

蛍の自然界での天敵

蛍は幼虫期と成虫期で異なる環境に棲息するため、天敵も異なります。

成虫の蛍はクモが天敵で、水中で生活する幼虫はヤゴや鳥、ザリガニやカワムツなどの魚に捕食されます。
特にザリガニは蛍の大敵として知られています。
しかし、オニヤンマのヤゴやメダカは蛍を食べないとされています。

蛍は毒を持つ昆虫として知られており、これらを食べる生物は冒険家のような存在です。

蛍が減少する理由

蛍の減少の主な原因は、住宅開発による棲息地の喪失や水質汚染です。

観賞時の不適切な行動や土砂の流出、自然環境の変化も影響しています。
蛍を守り、その美しさをこれからも楽しむためには、環境に優しい日々の選択が大切です。

蛍の数を増やす方法

蛍の保護と増加には、日頃からの環境保護活動が役立ちます。

リサイクルの推進やポイ捨ての禁止、観賞マナーの守りが蛍の棲息環境を保護するためには必要です。

観賞時のルールを守ることが、蛍の数減少を防ぐための重要なステップです。

蛍の飼育に関して

減少している蛍を野生から採取するのは絶対にやめましょう。

飼育したい場合は昆虫ショップで購入できます。

飼育には、蛍のライフサイクルに合わせた3つの環境、つまり産卵期、幼虫期、成虫期に適した環境の準備が必要です。

飼育に興味があれば、詳細な方法を調べ、適切に準備してから始めましょう。
オンラインショップでは飼育キットや幼虫、餌になるカワニナなどが手に入るため、必要な物資を容易に準備できます。

日本全国の蛍観賞スポットとその見頃時期

日本には約40~50種類の蛍が棲息しており、全国各地にそれぞれの地域に合った蛍観賞スポットが存在します。

自宅の近くや行きたい地域で蛍を見られる場所や、観賞に最適な時期に関心を持つ人は多いです。
地域によって蛍の見頃が異なるため、各地の最適な観賞タイミングを知ることが重要です。

蛍祭りや蛍観賞会が開催される場所もあり、イベントのスケジュールや注意事項についての情報もあります。

松尾峡・ほたる童謡公園】長野県辰野町は日本一の蛍の名所

長野県辰野町に位置する松尾峡の「ほたる童謡公園」は、蛍の名所として日本一有名です。

この公園は、大正14年に初めて天然記念物として指定され、昭和35年にはその指定が再度なされました。

平成元年には「ふるさと生き物の里」にも指定され、1万5000匹以上の蛍が舞う姿は訪れる人々を魅了します。

信州辰野ほたる祭りは、毎年多くの人で賑わいます。

2024年は令和6年6月8日(土曜日)~16日(日曜日)の9日間の日程で開催される予定です。

辰野町の公式サイトで最新情報や入園料などの詳細が確認できます。

関東甲信越および東京都内で人気のホタル観賞地

ここでは関東甲信越および東京都内での、人気のホタル観賞地を紹介します。

どの地域でいつ蛍を見ることができ、どのような場所でその美しさを堪能できるかなどをイベントや祭りの情報を含めて、それぞれ紹介します。

千葉県「ロマンの森共和国」での蛍の夜(ホタルの谷)

千葉県君津市のロマンの森共和国では、5月下旬から7月中旬にかけて蛍観賞イベントが行われます。

ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルなど、多種多様な蛍を楽しめるこのイベントでは、観賞だけでなく宿泊もおすすめされています。

自然あふれる環境の中でアスレチックなどのアクティビティも楽しむことができます。
詳しくは「ロマンの森共和国」公式サイトをご覧ください。

東京都・久我山で楽しむ久我山商店街ホタル祭り

東京都杉並区の久我山商店街で開催されるホタル祭りは毎年、特に2023年の6月初旬には約2000匹のゲンジボタルが放流され、蛍の生息環境改善にも力を入れています。

小雨決行で、荒天の場合のみ中止となります。
都市部でありながら蛍の鑑賞ができるこの祭りは、地元の出店も楽しめるため、家族連れにぴったりのイベントです。

詳しくは久我山商店街公式サイトをご覧ください。

埼玉県・北本自然観察公園でのホタル観察

埼玉県北本市にある北本自然観察公園は、自然豊かな環境でヘイケボタルの天然生息を観察できる人気スポットです。

特に6月下旬が見頃となっており、公園は24時間開放されているので、家族連れにも便利な観察地となっています。

詳しくは北本自然観察公園の公式サイトをご覧ください。

関西地方の著名なホタル観賞地

ここでは関西地方での、人気のホタル観賞地を紹介します。
どの地域でいつ蛍を見ることができるかをイベントや祭りの情報を含めて、それぞれ紹介します。

京都府・宇治市植物園の「蛍ナイター」

宇治市植物園では、5月末から6月中旬にかけてゲンジボタルが主に観察できる特別な夜間開園「蛍ナイター」を開催します。

来場者はシャトルバスを利用しやすく、足元の整った環境で蛍の美しさを満喫できます。
家族連れにとってアクセスしやすいイベントです。

詳しくは宇治市植物園公式サイトをご覧ください。

兵庫県・養父市「奥米地ほたるの里」のほたる祭り

兵庫県養父市の山間部に位置する奥米地ほたるの里で、毎年6月初旬から中旬にかけてほたる祭りが開催されます。

この祭りではゲンジボタルが多く飛び交い、訪れる人は自然豊かな環境で蛍の幻想的な景色を楽しめます。
関西地方での貴重な蛍観賞のチャンスです。

詳しくは養父市観光協会公式サイトをご覧ください。

東海地方のホタル観賞の穴場と見頃ガイド

輝く蛍を楽しむことができるスポットがたくさんありますが、東海地方にも家族や友達と訪れたくなるような蛍の名所が散らばっています。

各スポットの見頃や蛍の種類に関する情報をご紹介します。
また、イベントに合わせて特別な体験ができる場所もお伝えします。

愛知県・岡崎市の「鳥川ホタルの里」

愛知県岡崎市にある鳥川ホタルの里では、2023年の5月末から6月末にかけて、ゲンジボタル中心の蛍観賞イベントが行われます。

岡崎市立鳥川小学校の跡地を活用した「岡崎ホタル学校」では、自然保護と蛍の生態学びが深められます。
イベント期間中は屋台も出て、地域一丸となって蛍の保護と観賞を楽しんでいます。

詳しくは岡崎市公式観光サイトをご覧ください。

三重県・桑名市の「なばなの里ホタルまつり」

三重県桑名市のなばなの里では、5月末から6月末にかけて、ゲンジボタルとヘイケボタルの観賞ができるホタルまつりが開催されます。

四季折々の花やイルミネーションで有名なこの場所では、蛍の光がさらなる魅力を加えます。

様々なアトラクションや宿泊プランがあり、訪れる人に忘れられない体験を提供します。

詳しくは「ばななの里」公式サイトをご覧ください。

静岡県・伊豆の国市「韮山反射炉」での蛍観賞

静岡県伊豆の国市にある韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)では、5月20日から6月11日にかけて、ゲンジボタルが観賞できます。

この期間、韮山反射炉の駐車場は無料で開放され、来場者は歴史深い世界遺産の中で自然に現れる蛍の美しい光景を楽しめます。

特別な夜を過ごすために、足元には注意してください。

詳しくは伊豆の国市観光協会の公式サイトをご覧ください。

九州で人気のホタル観賞地と見ごろの時期

ここでは九州地方での、人気のホタル観賞地を紹介します。
どの地域でいつ蛍を見ることができるかをイベントや祭りの情報を含めて、それぞれ紹介します。

福岡県・福地川のホタル

福岡県直方市と福智町にかけての福智川・伊方川・弁城川付近では、5月下旬から6月中旬にかけて、自然のままのゲンジボタルとヘイケボタルが観賞できます。

イベントは特に開催されていませんが、SNSで共有される美しい蛍の光景は多くの人を惹きつけます。

訪れる際は、自然環境を尊重するための基本ルールを守り、美しい光景を楽しんでください。

詳しくは福地町の公式サイトをご覧ください。

佐賀県・嬉野市の「嬉野温泉ホタルバス」

佐賀県嬉野市にある嬉野温泉では、5月下旬から6月にかけて、宿泊客限定でホタルバスが運行されます。

ゲンジボタルを探しながらの温泉と蛍観賞の組み合わせは、訪れる人にとって特別な思い出となります。
事前予約が必要なので、計画を立てる際は確認が必要です。

詳しくは嬉野温泉観光協会の公式サイトをご覧ください。

大分県・豊後高田市「ほたるの館」周辺

大分県豊後高田市の「ほたるの館」周辺では、毎年5月下旬から6月上旬にかけて、ゲンジボタルが美しい光を放ちます。

2023年は特に竹灯籠が設置され、夜景をより幻想的に演出しました。
以前はあったという食事の提供は今はないようですが、多くの蛍が飛び交い、自然の美しさを存分に楽しめます。

詳しくは豊後高田市の公式サイトをご覧ください。

中国・四国地方の有名なホタル観賞地と見頃

ここでは中国・四国地方での、人気のホタル観賞地を紹介します。
どの地域でいつ蛍を見ることができるかをイベントや祭りの情報を含めて、それぞれ紹介します。

広島県・湯来温泉のホタルまつり

広島市からアクセスしやすい湯来温泉では、6月末から7月初旬にかけてホタルまつりが開催されます。

ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの三種が観察でき、週末は屋台や出店も出ます。温泉と組み合わせて楽しむことができるこのイベントは、昼も夜も楽しめます。

詳しくは広島市の公式サイトをご覧ください。

広島県・福山市「服部交流館」周辺のほたる

福山市の服部交流館周辺では、6月の第一土曜日にゲンジボタルが観賞できるほたるの夕べが開催されます。

地元の学校の体育館をメイン会場とし、地域住民との交流も楽しめます。
安全な道路で、家族連れでも安心して蛍の美しい光景を楽しめます。

詳しくは福山市の公式サイトをご覧ください。

岡山県・高梁市「中井町のほたる祭り」

岡山県高梁市の中井町では、6月中旬に地元で親しまれるほたる祭りが行われます。

旧JAびほく中井支店周辺でゲンジボタルが大量に舞い、地元住民による手作りの屋台も出ます。
備中松山城を合わせて訪れることで、一日中楽しむことができます。

詳しくは岡山県観光連盟の公式サイトをご覧ください。

愛媛県・松山市「川の郷町のほたる祭り

愛媛県松山市の川の郷町では、6月が始まると1500本もの手作り竹灯籠が蛍の光をより引き立てます。

ゲンジボタルやヒメボタルが自然豊かな環境で観賞でき、静かながら心温まるほたる祭りが開催されます。

地元の人々と共に、夜の自然を存分に楽しめる穴場スポットです。

北陸から東北までのホタル注目スポットと見頃

こちらでは、石川県や富山県を含む北陸地方や、福島県などの東北地方の自然豊かな場所での蛍観賞スポットとその見頃の時期などをご紹介します。

石川県「金沢城・兼六園の四季物語」ホタル観賞会

石川県金沢市にある金沢城と兼六園では、6月下旬から7月上旬にかけてゲンジボタルやヘイケボタルの観賞が楽しめます。

特に、今年の6月末と7月初旬の週末は無料で園内が開放され、地元の「金沢ホタルの会」による解説付きで蛍の美しさを堪能することができます。

都会の中で静かに蛍の光を楽しめる、珍しいチャンスです。

詳しくは金沢市観光公式サイトをご覧ください。

富山県「仁歩ほたるの里・農村公園」での蛍観賞

富山県富山市の仁歩ほたるの里農村公園では、6月上旬から7月上旬にかけてゲンジボタルとヘイケボタルが観賞できます。

この公園にはほたるの館や多目的ホール、飲食コーナーなど施設が整っており、トンボやメダカ、カワニナのいる池もあります。

自然を感じながらのんびりとした時間を過ごせます。
近くの卯花の水辺公園でも蛍を見ることができます。

詳しくは仁歩ほたるの里・農村公園公式サイトをご覧ください。

福島県・会津若松ホタル祭り

福島県会津若松市の北会津にあるやすらぎ広場ホタルの森公園では、6月上旬から下旬にかけてゲンジボタルを観賞できます。

特に6月中旬の土曜日には「ホタル祭りinきたあいず」が開催され、サークル活動の発表や食品大会、エンターテインメントショーなど様々なイベントがあります。

家族連れには、自然の中で地域文化も体験できる素晴らしい機会となります。

詳しくは会津若松市公式サイトをご覧ください。

北海道で楽しむ蛍観賞

ここでは北海道での、人気のホタル観賞地を紹介します。
どの地域でいつ蛍を見ることができるかをイベントや祭りの情報を含めて、それぞれ紹介します。

函館市・見晴公園のホタル

函館市の見晴公園では、毎年7月末にヘイケボタルを中心にした蛍観賞会が行われます。

このイベントは、夜の19:30から21:00まで公園のホタル池近辺で開催され、訪れる人々は蛍の幻想的な光を楽しめます。

便利な道具の貸し出しもあり、公園の周囲には食事ができるお店も多いため、訪問しやすいです。

詳しくは金沢市観光公式サイトをご覧ください。

阿寒郡鶴居村「温根内木道」のホタル

阿寒郡鶴居村の温根内木道周辺では、7月中旬から8月上旬までヘイケボタルや昼行性のオバボタルが観賞できます。

この地域は釧路湿原国立公園の西側にあり、自然保護活動が行われている約1kmのエリアです。
整備された木道を歩きながら、安全に蛍の美しい光景を楽しむことができます。

夏でも冷え込む日があるため、暖かい服装での訪問がおすすめです。

詳しくは釧路湿原国立公園連絡協議会の公式サイトをご覧ください。

まとめ

蛍を観賞することは、美しい自然を楽しむだけでなく、環境保護への意識を高めるきっかけにもなります。

環境の変化に敏感な蛍は、その棲息地が人間にとっても住みやすいかどうかの指標にもなり得ます。
SDGsの観点からも、地域の自然を大切にし、蛍の光を未来へ継承していく重要性を再認識しましょう。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。