春の息吹を感じ、心を癒すひと時を求めるなら、綾馬事公苑でのゆったりとした時間がおすすめです。
広大な芝生でのんびりと桜の下で過ごし、色とりどりの花々と馬との触れ合いを楽しみながら、春の一日を特別なものにしましょう。
綾馬事公苑では約1,300本のソメイヨシノ桜が、馬場を見事に彩り、3月末から4月上旬にかけての見頃は、目にも鮮やかな景色を作り出します。
馬と共に桜を堪能する体験は、乗馬や引き馬体験を通して実現し、訪問者に一生の思い出を刻むことでしょう。
さらに、園内にある直径28mの花時計は約2万本の季節の花々で飾られ、年間を通じて自然の美しさを展示しています。
この機会を逃さず、春の美しさを全身で感じに行ってみませんか?
綾馬事公苑で、春の訪れを心ゆくまで楽しみましょう。
【現在わかっている最新情報】
- 例年の見頃: 3月下旬〜4月上旬
- 2024年の開花予想日:3月26日
- 2024年の満開日:3月31日予想(2023年は3月27日)
- 桜の種類: ソメイヨシノ
- 2024年イベント情報 : なし
- ライトアップ: なし
- 混雑度(例年): 公表なし
- 入場料: 無料
- 引き馬体験:ポニー500円、サラブレッド700円(馬具貸出有料・要確認)
- 乗馬体験:3300円~5400円(要確認)
- 駐車場:162台(大型用含む・無料)
この記事では、2024年の綾馬事公苑の桜の開花状況などを、わかり次第お伝えしていきます。
綾馬事公苑の桜の見ごろと開花情報

桜の見ごろは例年、3月末から4月上旬にかけてで、馬場周辺に植えられた約1500本のソメイヨシノ桜が一斉に花を開き、訪れる人々は馬と共に美しい桜の景色を楽しむことができます。
馬と桜のコラボレーションを楽しめるのは、県内でこの場所だけの特色です。
公園内の広々とした芝生エリアでは、静かにポニーや馬を眺めて過ごすだけでも楽しい時間を過ごせます。
また、子供たちが体を存分に使って遊べるアスレチック設備や、ロープ製のジャングルジムなどがあります。
さらに、変わった形の自転車や縄跳びなど、さまざまなアクティビティが用意されており、家族や友だちと一緒に多彩な楽しみ方ができるスポットです。
もっと近くで馬と触れ合いたい、あるいは乗馬を体験したい方には、おとなしいポニーやサラブレットでの乗馬体験が用意されています。
綾馬事公苑は宮崎県馬術競技大会の開催地としても有名で、年間にわたり6回の馬術競技会が開かれます。
また、毎年11月には地元住民に愛されている「綾競馬」が行われます。

- 例年の見頃: 3月下旬〜4月上旬
- 2024年の開花予想日:3月26日
- 2024年の満開日:3月31日予想(2023年は3月27日)
- 桜の種類 : ソメイヨシノ
- 2024年イベント情報 : なし
- ライトアップ(2024年): なし
- イベント:なし
- 混雑度 : 公表なし
- 所在地: 〒880-1302 宮崎県東諸県郡綾町大字北俣2687
- 入場料: 無料
- 入場時間:8:00〜17:00
- 休業日:月曜日
- お問い合わせ : 綾馬事公苑 TEL 0985-77-0964
- 交通案内 :
- 公共交通機関
宮崎駅から「酒泉の杜」行きバス「中堂」バス停(約42分)下車後、徒歩で約 15 分 - 車
- 宮崎自動車道高原ICから約50分(32.3km)
国富スマートIC出口から約3分(14.6 km) - 駐車場
- 162台(大型用含む・無料)
- 公共交通機関
- その他の観光施設:
- 綾城[車2分]
- 綾・国際クラフトの城[車2分]
- 酒泉の杜[車5分]
2024年「綾のさくらまつり」のイベント情報

例年、4月の第1土日に「桜まつり」が開催されていましたが、2024年は未定です。
2023年の開催はありませんでした。
綾の名物といえば照葉樹林地帯の大吊橋!
空中散歩をしながら見るヤマザクラもおすすめです。

綾馬事公苑へのアクセス・駐車場情報
交通案内 :
- 公共交通機関
- 宮崎駅から「酒泉の杜」行きバス「中堂」バス停(約42分)下車後、徒歩で約 15 分
- 車
- 宮崎自動車道高原ICから約50分(32.3km)
国富スマートIC出口から約3分(14.6 km) - 駐車場
- 162台(大型用含む・無料)
- その他の観光施設:
- 綾城[車2分]
- 綾・国際クラフトの城[車2分]
- 酒泉の杜[車5分]
綾馬事公苑付近の歴史と見どころ情報

九州山脈に囲まれた綾町錦原総合運動公園は、綾城が東側に、西側には綾馬事公苑が位置しています。
この綾馬事公苑には、馬とのふれあいを楽しめるだけでなく、初心者から上級者までがサラブレットを使って乗馬体験ができる乗馬クラブが設けられています。
「綾馬事公苑記念碑」が語る歴史によれば、綾は古くから馬の生産地として栄えていました。
1765年には二反野に最初の牧場が設けられ、藩政時代には南ケツダ(上畑付近)や北俣椎屋にも牧場が開かれました。
明治末期には、英国から輸入されたサラブレッドが綾種付所に導入され、これが南日本で唯一の競走馬生産地となり、大正から昭和初期にかけてセリ市が盛況を極めました。
明治39年の調査で馬が943頭、牛が113頭だったことからも、馬産業がいかに盛んだったかがわかります。
競走馬のみならず、運送や農耕にも使われるなど、馬は綾の生活に深く根ざしていました。
昭和に入ると、国の需要に応える形で軍馬の生産も盛んになりましたが、戦後の機械化やモータリゼーションの普及により、馬の数は少しずつ減っていきました。
綾城

綾城が築かれたのは、鎌倉時代の末期、1331年から1334年にかけての元弘年間です。
この時、足利尊氏に仕える細川小四郎義門がこの地へと派遣され、彼の息子である義遠が綾地方を掌握し、山城を建てて綾氏と名乗り始めました。
綾氏は数代にわたってこの地を治めましたが、室町時代の八代将軍である義政の時には、日向の国の強力な豪族であった伊東氏の一員となり、綾城は伊東氏が支配する48城の中の一つとして、島津氏との争いで重要な役割を果たしました。
江戸時代に一国一城制が導入されるまでの270年以上、綾城は日向の国を守る役割を担いました。
現在の綾城は、昭和60年に日本城郭協会による中世山城の築城技術の調査と考察を基に、戦国時代初期の城郭建造物として復元されました。
また、綾城は竜尾城とも称され、細川小四郎義門によって築城されたことで知られています。
戦国時代の豪族の居城としての特徴を持ち、細川氏、伊東氏、島津氏が主な城主でした。
城の特徴は、縦20メートル、横24メートルの石垣を基にした木造2階建ての建物と、見張り櫓です。地上からの高さは19メートルで、城の面積は1階部分が216平方メートル、2階が192平方メートル、物見櫓が24.89平方メートルです。
綾・国際クラフトの城

綾に息づく伝統工芸の拠点、それが「綾 国際クラフトの城」です。
綾町は、森から育まれた豊かな文化を長い年月を通じて守り続けてきました。
この文化を象徴するのが、町中で見られる伝統的な手工芸品たちです。
心を込めて作られた絹織物や木工品、竹細工、陶磁器などが、職人の技術によって次世代にも伝えられています。
「綾 国際クラフトの城」は、このような価値ある文化を後世に継承するために、地元の職人たちが中心となって創り上げた施設です。
ここではカヤやケヤキなど、地域特有の木材を使って、一つひとつの作品が丹念に作り出されています。
施設内では、訪れる人々が伝統工芸を体験できるよう、工芸品の展示販売や工房見学、工芸教室、さらにはお茶を楽しむスペースや海外の名工芸品の展示も行っています。
まとめ
春の綾馬事公苑では、約1,300本ものソメイヨシノとお馬さんとの触れ合いを楽しむ特別な一日を過ごすことができます。
公苑内には子どもが思いっきり遊べる遊具や直径28メートルの迫力ある花時計があり、一年を通して様々な花が咲き誇ります。
特に、菜の花や桃の花の美しさは、訪れる人々に大きな喜びを与えています。
季節の花々が彩る景色を体験し、乗馬を通じて思い出を作りに行ってみませんか?
最後まで読んでくださってありがとうございました。