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電動自転車の快適さに疑問を感じる人たちへの解説

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最近、電動自転車をよく目にするようになりましたが、まだ試したことがない人の中には、その魅力や実際の使い勝手について疑問を抱いている方が多いかもしれません。

「電動自転車って本当に楽なの?」や「操作が複雑ではないの?」など、様々な疑問を持っている方もいるでしょう。

そこで、私が10年にわたって電動自転車に乗り続けた経験と、購入するかどうかのアドバイスをお伝えします。

購入を検討している方は、参考にしてみてください。

電動自転車が快適でないとされる理由について

電動自転車が快適でないと言われる点については、私自身は少々違和感があります。

全体的に見ると、電動自転車は非常に快適だと感じています。

「全体的に」というのは、特定の点を除けば、普通の自転車よりもずっと楽だからです。

特に、走行中の快適さに関しては、普通の自転車と比べ物にならないほど快適です。

電動自転車が走行中に快適でないと感じる人は、本当に乗ったことがあるのでしょうか?
適切な電動自転車を選んで比較しているのでしょうか?
下り坂だけでなく、上り坂もあることを忘れていませんか?
など、疑問があります。

平坦な道では、ほとんど労力を使わずにペダリングだけで進めることができ、タイヤが地面にほとんど触れていないかのような軽やかさで、遠出しても疲れません。

坂道においても、自転車を降りることなく、簡単に上がることができます。

特に、坂道が多い地域では、電動自転車は快適というより必需品です。

子供を乗せる場合でも、一人で普通の自転車をこぐよりもずっと楽で、坂道もスムーズに上がれます。

普通の自転車を使う人と一緒に出かける時は、同じスピードで進むのが難しいです。
特に、平坦な道や体力のある若者であれば問題ありませんが、坂道がある場合は、上り終わったところで待つ必要があるかもしれません。

では、なぜ一部の人が快適でないと感じるのでしょうか?

この点についても、深く掘り下げてみたいと思います。

電動自転車の不便な側面

電動自転車の便利さや快適さについては以前述べましたが、一方で快適でないと感じる理由もあります。
これらは電動自転車のデメリットに当たる部分で、主なポイントをいくつか紹介します。

重さが増す

電動自転車は、モーターやバッテリーを搭載するため、自然と重くなります。

通常の自転車が15kgから20kgの範囲に対して、電動自転車は20kgから30kgになることが多く、5kgから10kgほど重量が増加します。

走行中はこの重さを感じにくいですが、Uターンや自転車を押して歩く時、停車時などでは、その重さを実感することになります。

長距離移動は難しい

電動自転車はバッテリーの充電がなくなるとアシスト機能が使えなくなるため、長距離移動には不向きです。

バッテリーの容量やアシストの強度によって異なりますが、平均的な16Ahバッテリーでは、約60km走行が可能です。

日常生活で片道30kmを超える移動は珍しいかもしれませんが、毎回充電するわけではなく、1回の充電で長距離を何度も走行するのは限られた回数です。

バッテリーの容量を増やすと走行距離は伸びますが、価格も上昇し、充電がなくなった時には重い自転車を押すことになります。

バッテリー充電の手間

電動自転車のバッテリーを充電する作業は、意外と面倒です。

例えば、16Ahバッテリーで毎日片道3km乗る場合、週に1回の充電が必要です。
60km走行できるとはいえ、バッテリーが途中で切れるリスクを避けるためには、充電は早めに行うことが望ましいです。
使用するにつれてバッテリーの劣化も進み、走行距離が短くなります。
実際には、約3年の使用で充電回数が1.5から2倍に増えることもあります。

さらに、バッテリー自体がかなり重く、一般的に3kg、大容量のものでは4kgにもなり、持ち運びが大変です。

マンション住まいの場合は、家まで持ち運ぶ距離も長く、充電の手間も増え、全体的に面倒な作業となりがちです。

価格についての考慮点

電動自転車は技術的な追加機能が充実しているため、従来の自転車に比べて価格が高めです。

市場では、電動自転車の一般的な価格範囲は80,000円から120,000円で、これを通常の自転車の価格である20,000円から40,000円と比べると、はっきりと高価であることがわかります。

時折、普通の自転車がセールで1万円未満で売られることもありますが、電動自転車の価格が大きく下がることは少なく、少なくとも50,000円以上は覚悟する必要があります。

その上で、電動自転車のコストは購入時だけではなく、維持費にも影響します。

特にバッテリーの寿命が約3~4年で交換が必要となり、交換費用は40,000円程度かかります。
これは新しい自転車を購入できる価格です。

さらに、バッテリーは特別な処理が必要なため、購入店などに回収を依頼する必要が出てきます。

加えて、電動自転車の重さが原因でタイヤへの負荷が増え、摩耗やパンクのリスクも高まります。

後輪のタイヤ交換費用は一般的に3,000円、チューブの同時交換が必要な場合は4,000円程度がかかります。

購入を検討する際の配慮点

電動自転車は走行中の快適さが魅力ですが、購入を検討する際には、上述のような不便さも把握しておく必要があります。

高額な価格や維持費の負担、速度制限など、電動自転車を選ぶ際にこれらの点を考える方も少なくありません。

特に、日常の移動が平坦な道での短距離に限られる場合、電動自転車の必要性はそれほど高くなく、経済的に見合わない可能性もあります。

スピードを出して走りたい方にとっても、安全装置によるスピードリミットがあり、一定の速度を超えるとアシスト機能が停止するため、電動自転車は不向きかもしれません。

しかし、坂道が多い地域にお住まいの方や、子供を乗せての移動が多い場合には、電動自転車のメリットを存分に享受できるでしょう。

電動自転車の快適さを一度体験すると、それなしの生活には戻りたくなくなるほどです。

市場には様々な電動自転車がありますが、私が選んだのは子供を同乗させやすく操作もしやすいパナソニック製のモデルです。

この電動自転車を使ってみて、特に問題は感じませんでした。
購入を検討している方々にとって、私の経験が参考になるかもしれませんね。

市場にはもっと低価格のモデルも存在しますが、この自転車を基準にして自分にとって必要のない機能を省くことをお勧めします。

ただし、同じモデルであってもバッテリー容量によって価格が異なる場合があるので、購入時にはその点にも注意しましょう。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。