最近のandroidのアップデートにより、geminiアプリが自動でインストールされる事例が増えています。
このgeminiアプリは削除、またはアンインストールすることは可能でしょうか?
geminiアプリが自動でインストールされる事例

多くのユーザーが、geminiアプリが自動インストールされる体験をしています。
元々「Bard」として知られていたこのアプリは、Googleによって開発されたAIベースのチャットアプリで、現在は「Gemini」としてリブランドされています。
このアプリは、自然な対話、高品質なテキスト生成、画像認識、翻訳など多様な機能をAI技術を活用して提供しています。
自動インストールの原因
geminiアプリが自動的にインストールされる主な原因は次の2つです。
●Googleアシスタントのアップデート
Googleアシスタントがアップデートを経てgeminiアプリへと進化した可能性があります
●自動更新またはバンドルインストール
デバイスの設定により、アプリが自動的に更新されたり、他のアプリと一緒にインストールされることがあります。
geminiアプリはGoogleの公式アプリで、マルウェアによる不正なインストールの心配はありません。
geminiアプリが自動でインストールされた時の削除やアンインストール方法

geminiアプリはAndroidおよびiOS端末で利用方法が異なります。
Androidでは独立したアプリとして機能し、iOSではGoogleアプリ内のGeminiタブを通じて使用されます。
Android端末での削除方法
Androidでのgeminiアプリ削除手順は以下の通りです。
- 端末の設定メニューを開きます。
- 「アプリと通知」または「アプリ」セクションを選び、アプリ一覧から「gemini」を探します。
- アプリ情報画面から「アンインストール」を選択し、アプリを削除します。
iOS端末での削除方法
iOSでは、GeminiタブがGoogleアプリに組み込まれているため、単独での削除はできません。
Googleアプリを丸ごと削除するには以下の手順を踏みます。
- ホーム画面でGoogleアプリアイコンを長押しします。
- 表示される「×」マークをタップし、「アプリを削除」を選択し、削除を確認します。
【注意】アンインストールの影響
geminiアプリを削除すると、Googleアシスタントとの統合部分において一部機能が使用できなくなる可能性があります。
データのバックアップや、Googleのサポートへの相談をお勧めします。
geminiアプリの活用方法と注意点

実はgeminiアプリは、AI技術を活用した自然な会話生成や文章作成など、多機能を備えた有能なアプリです。
以前は「Bard」として知られていたこのアプリは、「Gemini」へと名前が変更されました。
geminiアプリの使用開始方法
geminiアプリを利用するためには、Googleアカウントが必要です。
- Geminiの公式サイトにアクセスします。
- 「ログイン」をクリックし、Googleアカウント情報を使用してログインします。
- 利用規約に同意した後、「続ける」を選択して使用を開始します。
利用方法
geminiアプリは、PCやスマートフォンで使用できます。
【PCから使用する方法】
●Geminiの公式サイトにアクセスし、画面下部に質問や指示を入力します。
●「Enter」キーを押すか、送信ボタンをクリックすると、回答が画面に表示されます。
【スマートフォンから使用する方法】
●ブラウザ経由でのアクセス
PCと同様に、スマートフォンのブラウザからGemini公式サイトにアクセスして使用できます。
●iOSデバイスでのアクセス方法
①App Storeで「Google」を検索し、アプリをダウンロードします。
②インストール後、アプリを開きGoogleアカウントでログインします。
③アプリ上部にあるGeminiタブを選択し、指示に従ってGeminiをアクティブにします。
●Androidデバイスでのアクセス方法
①Google Playストアで「Geminiアプリ」を検索し、ダウンロードします。
②アプリを開いてGoogleアカウントでログインします。
③利用規約に同意した後、Geminiを使用開始します。
geminiアプリの機能紹介

geminiアプリは多彩な機能を搭載しています。
●テキスト解析・生成
提供された文を解析し、要約や新しいテキストの生成が可能です。
これにより、議事録の要約、法律文書の解釈、文書やメールの作成が容易になります。
●長文処理
複数の文書を同時に読み込む能力を持ち、無料版では約7万から10万字、有料版では最大70万字まで対応しています。
●URL解析
ウェブページのURLを解析して内容を把握し、競合分析や最新の業界ニュースの取得に役立ちます。
●画像認識
写真や図表から重要な情報を抽出する高度な画像認識機能を有しています。
●画像生成
指定された指示に基づいて画像を生成する機能もありますが、操作は英語で行う必要があります。
●その他機能
文書作成、企画立案、マーケティング戦略の策定、プログラミング支援、データ分析など、幅広い用途で利用可能です。
Googleアプリとのシナジー
geminiアプリはGoogleの他のアプリと連携し、さまざまな便利な機能を提供します。
●Gmailでのメール管理
メールの内容を迅速に要約し、関連情報を提供します。
●Googleドキュメントとドライブでのファイル管理
ドキュメントやファイルを検索し、参照を容易にします。
●Googleマップでの場所検索とナビゲーション
特定の場所の詳細情報を迅速に取得できます。
●YouTubeでの動画検索
動画内容の要約や関連情報を提供します。
これらの機能を利用するには、geminiアプリの設定で拡張機能を有効にする必要があります。
「Gemini Advanced」有料プランの詳細

geminiアプリの基本機能は無料で利用できますが、「Gemini Advanced」という有料プランも存在し、月額2,900円で提供されています。
このプランでは、より高度な学習・分析能力、複雑な問いへの対応、大規模なデータ処理能力、会話機能が強化されています。
無料版と有料版の比較
Geminiアプリには無料版と有料の「Gemini Advanced」があります。それぞれの特徴は次のようになっています。
●料金体系
無料版は無償で利用できますが、Gemini Advancedは月額2,900円で、最初の1か月は無料体験が可能です。
●トークン上限
無料版では一度に10万トークンまで、Gemini Advancedでは最大100万トークンまでの入力が可能です。
●トークン数とは?
トークンという言葉が具体的にどのようなものかイメージしにくいかもしれませんが、簡単に説明すると、GPT-4での12万トークンは日本語の書籍で約160ページ分に相当します。
このため、100万トークンは約1280ページ、200万トークンでは2400ページ以上に相当する量です。
ChatGPTの最新バージョンであるGPT-4やGPT-4oは、約12万トークンを処理する能力を持っています。
一方、GoogleのGemini 1.5 Proモデルは約100万トークンの処理が可能で、これはGPT-4のおよそ8倍にあたります。
●画像認識機能
無料版では画像認識はサポートされていませんが、有料版では利用可能です。
●拡張性
無料版はWebブラウザからのみアクセスが可能ですが、Gemini AdvancedではAPIを通じて他のアプリとの統合が行えます。
●GmailやGoogleドキュメントでの利用
有料版ではこれらのサービスとの連携が可能です。
●ストレージ容量
有料版では2TB(現在は英語版のみ提供)が利用できます。
Gemini Advancedの利用方法

無料版からGemini Advancedへのアップグレード手順は以下の通りです。
- Gemini Advancedの公式Webサイトにアクセスします。
- 「2ヶ月無料で試す」オプションを選択します。
- 「トライアルを開始」ボタンをクリックします。
- 画面に表示される指示に従ってアップグレードを完了します。
カスタムチャットボット作成サービス「Gems」の紹介
2024年8月28日から、Geminiを使用してカスタマイズされたチャットボットを作成できる新サービス「Gems」がスタートしました。
●機能概要
ChatGPTの「GPTs」機能のように、ユーザーはチャットボットに名前を付け、カスタム指示に基づいて設定を行うことができます。
●利用条件
このサービスは、「Gemini Advanced」、「Business」、「Enterprise」プランのユーザーに限定されています。
使用時の注意点
●著作権問題
geminiアプリを使用して文章を生成する際、著作権に注意が必要です。
生成される内容が既存のテキストと類似している場合、著作権侵害と見なされることがあります。
●誤情報のリスク
geminiアプリは正確な情報提供を目指していますが、常に正確とは限らず、専門的な内容や最新のニュースでは特に誤情報のリスクがあります。
これはAI生成ソフトに共通して言えることです。
モバイルアプリでの利用
geminiアプリは、AndroidとiOSでモバイルアプリとしても利用可能です。
●AndroidではGeminiアプリを、iOSではGoogleアプリのGeminiタブからアクセスします。
●モバイルアプリではテキストや音声、画像、カメラを使用してAIとの対話ができます。
●「拡張機能」を活用して、GmailやGoogle マップ、YouTubeなどの他のGoogleアプリとの連携が可能です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。