「(三菱UFJ銀行)お取引目的等のご確認のお願いのお知らせ【要返信】」という件名で届くメールには、フィッシング詐欺に遭うリスクが非常に高いです。
これらの詐欺メールは、受信者がリンクをクリックすることを目的としており、リンクをクリックすることは絶対に避けるべきです。
また、この記事では三菱UFJ銀行を装った怪しいクレジットカード更新の通知メールについても言及しています。
不審なメールを受け取った場合は、ぜひこの記事を参考にしてください。
【この記事から学べる重要なポイント】
●三菱UFJ銀行名義の「お取引目的等のご確認のお願いのお知らせ」を騙ったメールは、フィッシング詐欺の可能性があります。
●詐欺師は三菱UFJ銀行を装って個人情報を盗み出すことを狙っています。
●リンクをクリックすると偽のウェブサイトに誘導され、情報漏洩の危険があります。
●送信元のメールアドレスや文面の不自然さに注意しましょう。
●もしクレジットカード情報が漏れた場合は、直ちにカード会社へ連絡し、不正使用を防ぐべきです。
三菱UFJ銀行名義のメールを装った詐欺の警告

以下の特徴が見られる場合、警戒が必要です。
- 個人名が記載されていない
- メールアドレスが一般的なフリーメールである
- 公式サイトに注意喚起の情報が掲載されている件名のもの
それぞれの特徴について詳しく解説します。
①個人名が記載されていない
通常、信頼できる企業からのメールには宛名が明記されていますが、フィッシング詐欺メールには「お客様」やメールアドレス後に「様」を付けるなど、具体的な個人名が避けられがちです。
詐欺師は対象者の個人情報を持っていないため、一般的な呼称を用いることが多いです。
②メールアドレスが一般的なフリーメールである

迷惑メールでは、差出人のメールアドレスが怪しいというのが一つの典型的な特徴です。
たとえば、今回のケースで差出人名は「mail@direct-11.bk.mufg.jp」と、一見三菱UFJ銀行のドメイン(アドレス)のように見えますが、実際には「list_mail_04@rise-7.com」といった一般的なフリーメールアドレスが使用されています。
本物の三菱UFJ銀行からのメールでは、通常、以下のようなドメインが使用されるため、これ以外のドメインからのメールは疑ってかかるべきです。
【正規の三菱UFJ銀行からのドメイン(メール)】
- @direct-11.bk.mufg.jp
- @mufg.jp
- @personal.bk.mufg.jp
- @bkmail.dccard.co.jp
- @debit.bk.mufg.jp
③三菱UFJ銀行の公式サイトに注意喚起の情報が掲載されている件名のもの
三菱UFJ銀行の公式サイトには、以下のようなフィッシング詐欺への警告が掲載されています。
【三菱UFJ銀行の公式サイトに記載の注意喚起文】
当行から「緊急確認」「取引規制」「取引目的確認」等の理由でSMSやEメールを送ることはありません。
文中のリンクからログイン画面に誘導することも絶対にありません。
- このようなSMS・Eメールを受け取ったらすぐに削除してください。
- SMS・Eメールのリンク先の画面で、パスワード等を絶対に入力しないでください。
- 入力した場合、犯人があなたになりすましてログインし、不正に送金してしまう可能性が高いです。不審に思われた場合には、三菱UFJダイレクトで身に覚えのない取引が無いか、ご確認ください。
【推奨する確認方法】
- 三菱UFJダイレクト(アプリ)よりログイン
- トップ画面の「お取引記録」から、各種取引を確認
「至急」「重要」といった切迫した言葉を使用したSMSやEメールは詐欺の可能性が高いです。
三菱UFJ銀行からは、このような形での連絡は一般的ではありません。
このような言葉が使われているメールやSMSを受け取った場合は、リンクをクリックせずに疑ってかかることが重要です。
メール内容の真偽を判断する方法

不審なメールを受け取った場合、リンクをクリックせずに、三菱UFJ銀行の公式アプリやウェブサイトで情報を直接確認してください。
PCを使用する際は、信頼できるブラウザのブックマーク機能を利用して安全にアクセスし、公式マイページでの通知を確認しましょう。
何か不審な点が見られる場合は、三菱UFJ銀行に直接問い合わせて確認することが最も確実です。
個人情報を誤って提供してしまった際の対応

万が一、クレジットカード情報や個人データを誤って入力してしまった場合は、直ちにカード会社に連絡する必要があります。
また、クレジットカードの裏面にサインがないと、不正利用が発生した際に保護を受けにくいので注意が必要です。
一度個人情報が漏れてしまうと、迷惑メールや不審な電話が増える可能性があるため、引き続き警戒が必要です。
三菱UFJ銀行を装った怪しいメール全文を公開
件名:(三菱UFJ銀行)お取引目的等のご確認のお願いのお知らせ【要返信】
no:955431975759971rgvh4mmdglji3poergvh4mmdglji3poe
平素より、三菱UFJ銀行をご利用いただきありがとうございます。rgvh4mmdglji3poergvh4mmdglji3poe
三菱UFJ銀行では2024年6月より金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」に基づき。rgvh4mmdglji3poergvh4mmdglji3poe
お客さま情報やお取引の目的等を定期的に確認させていただいております。rgvh4mmdglji3poergvh4mmdglji3poe
お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申しあげます。rgvh4mmdglji3poergvh4mmdglji3poe
※なお、確認させていただく時期はお客さまごとに異なります。rgvh4mmdglji3poergvh4mmdglji3poe
※2024年07月13日までに「お取引目的等のご確認へ」より、お取引の目的等のご確認をお願いいたします。
▼ご取引目的確認
※回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。
※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
▽お客さま情報等の定期的なご確認にご協力ください
【ご注意】
・お客さま個別の事由で口座のお取引が制限されている場合、本件のお手続きを完了しても制限は解除されません。
・その他重要なお手続きのご案内が表示される場合があります。ご案内を確認後、回答画面が表示されます。
お客さまにはお手数をおかけいたしますが、何とぞご理解、ご協力のほどお願いいたします。
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インターネットバンキングヘルプデスク
0120-895-610(フリーダイヤル)
050-3786-7018(通話料有料)
※21:00~9:00の時間帯はご照会のみ承ります。
お手続等は改めてお時間を頂戴する場合がありますのでご了承ください。
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■編集・発行:株式会社三菱UFJ銀行
[登録金融機関]関東財務局長(登金)第5号
[加入協会]日本証券業協会
一般社団法人 金融先物取引業協会
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
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三菱UFJ銀行からの「お取引目的等のご確認のお願いのお知らせ【要返信】」メールは詐欺のまとめ
「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドラインに従い、お客様情報及びお取引の目的を定期的に確認する必要があります」という内容を含む、「三菱UFJ銀行」から送信されたとされるメールには、フィッシング詐欺である可能性が高いと警告されています。
以下の点に注意してください。
- 個人名が記載されていない
- メールアドレスが一般的なフリーメールである
- 公式サイトに注意喚起の情報が掲載されている件名のもの
もし三菱UFJ銀行を名乗る怪しいメールが届いた場合、不安に思うのは当然です。
安心を得るためには、三菱UFJ銀行の問い合わせ窓口に直接連絡して真偽を確認してください。
疑わしいメールを受け取った際には、安易にリンクをクリックすることなく、その信頼性を慎重に確かめることが重要です。
この情報が皆様の安全なオンライン活動に役立つことを願います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。