家族でUSJを訪れる際の前泊と後泊、どちらを選ぶかは難しい判断です。
多くの人が、朝一で人気アトラクションに並んだり、駐車場を確保するために前泊を推奨していますが、仕事や学校のスケジュールも考慮しながら適切な選択をする必要があります。
この記事では以下の内容について解説します。
・USJでの前泊派と後泊派のそれぞれの理由
・USJ周辺の駐車場の確保方法
・USJ周辺のおすすめ観光スポット
経験談や便利な駐車場サービスについての情報も共有します。
前泊が一般的な推奨とされていますが、後泊にも多くのメリットがあります。
どちらを選ぶかはよく計画を練り、USJを存分に楽しんでください。
USJ滞在は前泊か後泊か?それぞれの計画とは?

USJで朝からアトラクションに並びたい場合は前泊が、午後からのんびり訪れるなら後泊が良い選択です。
特に家族での訪問では、どちらのタイミングで宿泊するかを選ぶのが一苦労です。
【選択のポイント】
●どのアトラクションに乗りたいか
●USJでどのように時間を過ごしたいか
前泊派と後泊派の意見を集めて、それぞれの楽しみ方が明らかにしてみました。
どちらを選ぶかのお手伝いになればと思います。
前泊派の視点

前泊派は、開園と同時にアトラクションに並ぶことを目的としています。
前泊派の意見は次の通りです。
・朝一で並び、1日中楽しんだ後は帰路につく
・前日の午後から移動して宿泊し、翌日は1日中楽しむ
・駐車場は早朝に動くことで確保しやすい
・遠方からの訪問者には特に前泊を推奨
地元の人たちのスケジュールも参考にしました。具体的なスケジュール例を紹介します。
1日目(13:00): 午前中に仕事を終え、準備をして出発
1日目(17:30): 学校が終わった後に出発、途中で夕食をとる
1日目(19:30): ホテルに宿泊
2日目(08:00): ホテルを出発し、予約した駐車場へ。徒歩でUSJへ
2日目(16:30): 夕方から夜にかけて帰宅
金曜日に出れば、日曜日は次の週の仕事や学校の準備のため休息を取ることができます。
また、午後からでも人気アトラクションに並ぶと整理券がなくなるリスクがあるため、絶対に乗りたい場合は前泊が必要という意見もあります。
後泊派の視点

後泊派の中には、「午後からの入場で十分」「少数のアトラクションを体験できれば満足」と考える人もいます。
後泊派の意見は次の通りです。
・体験したいアトラクションが空いていれば満足
・のんびりと楽しみたい
・地元の観光も楽しむ
予定が午後からでも、特にコラボアトラクションを楽しみたい場合は、開園時に並ぶことで確実に楽しめますが、この場合は前泊の利点がお勧めされます。
車でのアクセスを考える場合は、時間が経つにつれ駐車場を確保するのが難しくなることを考慮してください。
具体的なスケジュール例は以下の通りです。
1日目(10:00):自宅を出発
1日目(13:00):USJに到着
1日目(18:00):ホテルに宿泊
2日目(8:30):ホテルを出発し、観光を楽しむ
2日目(16:00):帰宅し、翌日に備えて早めに就寝
翌日の学校や仕事を考慮すると、2日目は早めに帰宅するのが賢明です。
これにより、時間的にも体力的にも余裕を持ったスケジュールが実現します。
USJでの前泊駐車場確保についての3つの方法

車でUSJに前泊する際の選択肢として、以下の3つがあります。
それぞれにデメリットがあるため、優先順位に応じて選択することが重要です。
【USJ前泊時の駐車場確保の3つの方法】
- 宿泊したホテルの駐車場から、当日朝USJの駐車場に移動する
- 宿泊中ホテルの駐車場に車を置き続ける
- ホテルの無料駐車場プランを活用する
【前泊時の駐車場確保の3つの方法のデメリット】
- USJの駐車場が満車になるリスク
- ホテルでの長期駐車には追加費用がかかることがある
- ホテルの無料駐車プランが長期休み期間に限られていることがある
駐車場確保に関する詳細はすでに調査済みですので、参考にしてください。
USJの駐車場を朝から確保する方法

USJの駐車場は、開園時間の1時間30分前から利用可能です。
イベント時には開園時間が通常より早くなることがあり、それに伴い駐車場の開放も早まることがあります。
詳細は公式ホームページで確認できます。
小さい子供連れの場合、早朝からの駐車場確保は現実的でないことがあります。
また、USJの駐車料金は変動制で、日によって料金が異なるため、公式サイトでの確認が必要です。
混雑時は料金が上がる傾向にあります。
アキッパで予約する
アキッパは、目的地周辺の駐車場を簡単に検索し予約が可能なサービスです。
USJ周辺の駐車場も、徒歩15分圏内で1日2,500~3,000円、30分以内で1,000円以内で予約可能です。
小さい子供がいる場合は、運転者が車を取りに行き、集合場所で待ち合わせる方法も有効です。
事前に駐車場を予約することをお勧めします。
宿泊ホテルの駐車場に投資を惜しまない

宿泊先のホテルでは、チェックアウトの正午までは特定の料金で駐車場を利用できますが、それ以降は時間ごとに追加料金が発生します。
USJ最寄りのホテルを選べば、車を頻繁に移動させる心配はありません。
後泊の場合、ホテルの駐車場を利用できる一方で、前泊では追加料金がかかることもあります。
「駐車場費用は必要経費と考え、USJへのアクセスをスムーズに行いたい」と考える方にはこの方法が特におすすめです。
USJ周辺で後泊におすすめの観光スポット

後泊を選んだ際、余った時間を効果的に活用するためには、USJ近くの「海遊館」「天保山大観覧車」「大阪港帆船型観光船サンタマリア号」などの観光スポットを訪れることをおすすめします。
帰宅前に移動時間を充てるのはもったいないので、USJからすぐの場所にあるこれらの魅力的なスポットで大阪の観光を楽しんでください。
海遊館
世界最大級の水族館である海遊館は、USJからシャトル船でたった15分でアクセスできます。
ジンベエザメをはじめ、約620種類の生物が展示されており、30000点以上の生物を間近で観察できます。
営業時間:年中無休10:00~20:00(最終入館時間は19:00)※時期により変動あり
休館日:2025年1月8日(水)・9日(木)
入館料:大人2,700円、小中学生1,400円、3歳以上700円 ※時期により変動あり
住所:大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
アクセス:大阪メトロ中央線「大阪港駅」1番出口から徒歩約5分
電話番号:06-6576-5501
駐車場:約1000台(臨時駐車場含む)料金は平日200円/30分(最大料金1,200円)、土日祝250円/30分(最大料金2,000円)
展示は90~120分で一周でき、館内レストランでランチを楽しんだ後の帰路にもおすすめです。
大阪港帆船型観光船サンタマリア号
サンタマリア号は、海遊館から出港し、大阪港を約45分で一周する帆船型観光船です。
子供にも優しい運行時間で、観光スポットとしておすすめです。
運行時間:通常11:00~17:00、毎00分に出航 ※時期により異なる
入館料:大人1,800円、中学生900円 ※小学生同額、海遊館とのセット券もあり
住所:大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
アクセス:大阪メトロ中央線「大阪港駅」1号出口から徒歩約10分
電話番号:0570-045-551
セット券(海遊館入館券とサンタマリア乗船券):
大人:通常4,500円から4,000円~
中学生:通常3,200円から2,700円~
小学生:通常2,300円から2,050円~
運行情報は天候などにより変更される場合がありますので、訪問前に最新情報を確認してください。
天保山大観覧車
天保山大観覧車は、日本夜景遺産にも選ばれたことがある美しい観覧車です。
一周約15分のリラックスできる時間を提供し、観光客には特に人気があります。
天保山大観覧車の詳細は以下の通りです。
営業時間:通常10:00~21:00(日により変動あり)
利用料金:900円(サンタマリア号とのセット券も利用可能)
住所:大阪府大阪市港区海岸通1-1-10 天保山大観覧車
アクセス:大阪メトロ中央線「大阪港駅」1番出口から徒歩約5分
電話:06-6576-62222
サンタマリア号とのセット券は以下の料金で提供されています:
大人:通常2,700円が2,400円に
小学生:通常1,800円が1,600円に
訪問を計画されている方は、営業時間が変更になることがありますので、訪問前に公式ホームページで最新情報を確認してください。
この大観覧車からの景色は、子供たちにも印象深いものとなるでしょう。
後泊の場合は、特に朝からのんびりと観光を始めることが可能です。
USJでの滞在、前泊と後泊の選択
USJへの訪問を計画する際、前泊と後泊のどちらを選ぶかは重要な決断です。
多くの訪問者が、アトラクションへの早朝アクセスや駐車場の利便性を理由に前泊を推奨していますが、後泊を選ぶとゆっくりアトラクションを楽しむことができるという利点もあります。
前泊派:開園直後にアトラクションへ直行し、1日中楽しみたい人。
後泊派:当日ゆっくり入園し、いくつかのアトラクションを体験できれば満足な人。
車での移動を計画する場合、前泊では「朝一でUSJの駐車場を確保」する戦略がありますが、後泊では2日目に「海遊館」「天保山大観覧車」「大阪港帆船型観光船サンタマリア号」など、近隣の観光スポットを楽しむ時間が確保できるのが魅力です。
どちらのプランを選んでも、しっかりと準備をして、USJやその周辺で忘れられない思い出を作ってください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。