2025年3月15日、SNS上で+882100からの着信についての報告が相次いでいます。
あなたの電話にも+882100と表示された経験があるかもしれませんが、この番号は一体何を意味するのでしょうか？
この記事では、+882100からの着信が詐欺関連のものであるかどうか、また応答した場合にどうなるかを分析しています。
+882100からの通話は詐欺の可能性が高い
最新のデータによると、2025年3月13日にも+882100からの通話が報告されており、詳細がSNSで共有されています。
SNSでの共有内容によれば、以下のような事例が報告されています。
・「こちらは総務省です。2時間以内に通信を停止します」とのメッセージが+882100から送信された。
・自動音声で総務省の通信局を名乗り、利用者の通信サービスが2時間以内に中断されると警告された。
このため、2025年3月中に総務省を装った国際電話から自動音声で連絡が来たという報告が多く寄せられています。
このような場合、留守番電話の文字起こし機能が役立ち、残されたメッセージの内容から詐欺である可能性を見極めることができます。
また、2025年3月以降、同様のケースが確認されており、+280100からの詐欺電話も特定されています。
+280100からの通話は信用できる？どう対応すればよいか 以前から観測されている総務省を装う詐欺電話は、「2時間以内に通話が停止される」という一貫した内容を伝えています。
総務省による警告と市民の対処法
総務省の公式サイトに「総務省名義の怪しい電話に警戒してください」との告知が掲載されています。このアナウンスは、関連するケースが同一であることを示唆しています。
総務省からの通知によると、最新の詐欺電話の事例は以下の通りです。
【令和6年11月6日更新】
「総務省監視管理室」を名乗り、「電話機を2時間後に停止させる」とのメッセージを自動音声で伝え、操作を促す不審な電話が報告されています。総務省は、個人への直接的な電話停止の連絡は行わないため、注意が必要です。
総務省公式サイトには、自動音声による「電話を2時間後に停止させる」との通知は、個人に直接電話で行われることはないと明記されています。
したがって、+882100番号からの電話は詐欺であると判断されています。
このような電話を受けた場合は、応答せずに通話履歴を削除し、間違って折り返し電話をしないようにすることが推奨されます。
不審な電話について不安がある場合や確認が必要な場合は、総務省のホームページに記載されている連絡先へ相談を検討してください。
また、+882100番号の電話に対する対策として、iPhoneのライブ留守電機能（留守番電話サービス）の利用が有効です。これにより、録音されたメッセージが自動的にテキストに変換され、怪しい電話にすぐに気づくことができます。iPhoneユーザーは、設定を行うことが推奨されます。
iOS17以降では、ライブ留守電機能がデフォルトで有効になっています。
ライブ留守番電話を有効にする手順。
- 設定アプリを開く
- 「電話」をタップ
- 「ライブ留守番電話」を選択
- 「ライブ留守番電話」をオンに切り替える
概要
本稿では、+882100からの電話が詐欺かどうか、また応答した場合の対応について検証しました。
参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
